山口大学教育学部附属山口小学校 (山口県)

都道府県名

山口県

研究開発課題

創出と受容,転移をコアにした教科融合カリキュラムに関する研究開発
~「創る科」の創設を通して~

研究の概要

新たな価値の創出と受容・評価に関する力は,これからを生きる子供たちに必要なものであり,既存の全教科,学習活動を通じて育成すべきものである。本研究では,その基盤であり,かつ中核をなす教科としての「創る科」を設置し,これが各教科等及び学校種間のカリキュラム融合に果たす機能や教育的意義について検証を行う。新教科「創る科」の設置に当たっては,教育課程全体を検討し,必要な時間数を確保する。変化を予測することが困難なこれからの社会を子供たちがたくましく生き抜いていくために,学校教育において,子供たちの資質能力を育成することが求められている。また,そのために必要な学びの実現に向けて,Less is More(より少ない学習内容でより豊かに学ぶこと)の考えをカリキュラムや授業づくりに取り入れることが重要視されている。本研究では,その基盤であり,かつ中核をなす教科としての「創る科」を創設し,これが各教科等のカリキュラム融合に果たす機能や教育的意義について検証を行う。新教科「創る科」の設置に当たっては,教育課程全体を検討し,必要な時間数を確保する。

創造的な思考や態度は,AIが進展する中で人間が優位性を発揮できる重要な領域と考えられる。「互いが創り出す価値を認め,考え協働する」ことによって,新たな時代を生き抜くのに必要な常識に捉われない見方や発想を育てるだけでなく,より実践的な人権教育,道徳教育にも寄与できると考えられる。創造立国を支えるのは豊かな人間性であり,そのための教育的価値の確立を目指して,本研究においては,その教育課程の編成と意義を明らかにする。

HPアドレス

山口大学教育学部附属山口小学校HP(※外部のウェブサイトへリンク)

研究の取組内容に関する資料

令和4年度研究概要(※外部のウェブサイトへリンク)
創る科 第一年次(平成30年度研究開発実施報告書 第1年次)(※外部のウェブサイトへリンク)
創る科 第二年次(令和元年度研究開発実施報告書 第2年次)(※外部のウェブサイトへリンク)
創る科 第三年次(令和3年度研究開発実施報告書 第3年次)(※外部のウェブサイトへリンク)