大分県立安心院高等学校 外9校 (大分県) 〔延長指定3年間〕
都道府県名
大分県
研究開発課題
新教科「地球未来科」の充実と、「地球未来科」で身に付けた力を生かしながら、各教科で異年齢の協働的な学びを行い、主体的な学びの育成を目指す。
「地球未来科」における、KEY STAGEごとの「身に付けたい力」の評価規準と各学年の到達目標との整合性を再修正し、連携の縦軸である異年齢・異学年集団での協働的な学習活動(ステューデント・ティーチャー活動等)と横軸の「教科横断的学習活動」を核とした「地球未来科」での活動を実践・検証し、主体的な学びの姿及びその他の資質・能力がどのように変化したかを確認する。
研究の概要
本地域では、平成27年度から、小中高12年間を通した新教科「地球未来科」を設定し、地域資源を生かした系統的な教育課程や指導方法、評価に関する研究を行ってきた。令和元年度からは、「地球未来科」と各教科間における教科横断型探究活動を開発し、それを小中高連携校の児童生徒で構成した異年齢・異学年集団による学びの場で実践している。また、「地球未来科」をKEY STAGE、校種、地域をつなぐ教育活動とするため、PL(Proactive Learning)、IL(Interactive Learning)、DL(Deep Learning)の3つのプログラムを設定し、連携校10校による組織的な研究を行うことで、児童生徒の「主体的な学びの姿」の育成を目的としたカリキュラムマネジメントを構築する。(*「主体的な学びの姿」の定義については、「地球未来科で身に付けた力を自ら生かそうとする姿」としたい。)