筑波大学附属小学校 (東京都)

都道府県名

東京都

研究開発課題

資質・能力の育成を志向するために真に必要な各教科等の本質をなす主要な概念の抽出、指導内容の構造化、およびそれらに立脚した新しいカリキュラム創出に関する研究開発。

研究の概要

本校では、現行学習指導要領における指導内容の過積載、いわゆるカリキュラム・オーバーロードが、次期学習指導要領に向けて今解決すべき最重要の問題と捉えている。そこで、自明視されがちな各教科等の編成原理を改めて問い直し、そこから各教科等の本質をなす主要な概念を抽出するとともに、それらを効果的に指導するのに必要十分な個別的な知識を明らかにし、各教科等、さらには教育課程全体における指導内容の構造化を図る研究を進める。

さらに、授業時間の短縮も研究内容として位置づけ、授業の一単位時間を40分とし、これまで45分授業で指導してきた内容や育成する資質・能力の水準を維持し、これを40分授業において実現するための具体的な方途について検討する。指導内容の構造化を新しいカリキュラムモデル創出に結びつけ、さらに授業時間の短縮を試み、その妥当性を検討し、本校としての提言を行うのが、本研究が目指すところである。

HPアドレス

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