筑波大学附属大塚特別支援学校(東京都)

都道府県名

東京都

研究開発課題

小学校 生活科、社会科との関連性、連続性をふまえた、知的障害のある児童生徒の「主体的な学び」につながる生活科、社会科の授業づくりと評価の検討。

研究の概要

知的障害のある児童生徒のための生活科、社会科の学習について、児童生徒の「自立と社会参加」の姿を見据えながら、小学校生活科、小中学校社会科の学習内容を扱った授業づくりおよび学習評価や授業評価を行い、知的障害特別支援学校と小学校等の連続性のある教育課程モデルの発信を目的とする。学習指導要領における小学部生活科と小学校生活科、および中学部・高等部社会科と小学校生活科、小中学校社会科における目標や内容の関連性や連続性の検討をする。その上で小学校生活科、小中学校社会科の内容を部分的に取り扱い、指導計画の作成と授業の実施、学習評価や授業評価を行う。指導計画では、各単元における評価規準を三つの柱で設定し、障害特性などの実態も考慮しながら、観点別評価と関連した具体的な評価方法の検討を行う。授業評価では、教材や教具、援助方法に着目し、知的障害児の理解を支える手だての工夫やアイデアを発信する。