奈良県立畝傍高等学校(奈良県)

都道府県名

奈良県

研究開発課題

社会が激しく変化し多様な課題が生じている中、課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結びつける資質・能力を育成するため、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれらを統合し、教科等横断的で協働的な学びを行う新教科「グローバル探究」を設定し、研究開発を行う。

研究の概要

令和元年度から3年間実施した「地域との協働による高等学校教育改革推進事業(グローカル型)」の中で培った課題発見・解決型の学びは一定の成果を上げてきた。この取組を発展・充実させ、各教科等の学びを基盤としつつ、様々な情報を活用しながらそれらを統合し、実社会での課題の発見・解決や社会的な価値の創造に結びつけていく資質・能力を育成するため、教科「グローバル探究」を新設し、研究開発を行う。
①必履修科目「情報I」(標準2単位)に替え、科目「探究基礎」(3単位)を新設し、探究的な力を育成する教育課程について研究開発を行う。
②生徒自身の興味・関心により個々に課題を設定し、教科の枠を越えた多角的・複合的な視点で課題を検討し探究していく力の育成を行い、教科等横断的で、生活との関わりをもった学びの在り方と、その教育効果を検証する。
③行政・高等教育機関・地域組織(NPOを含む)等とコンソーシアムを組織し、協力しながら、地域の実態に合った探究学習の充実を図る。
④学習成果を対外的に発信し、実社会の中で活用していく力を育成する。