京都教育大学附属京都小中学校(京都府)〔延長指定3年間〕

都道府県名

京都府

研究課題

義務教育9年間で資質・能力を育成するための教育課程の再構築に関する研究開発

(1)義務教育9年間で育てるべき資質・能力の検討と改善

・総合的な学習の時間を資質・能力を活かす場として位置づけ

(2)発達の段階に応じた各教科における学習の目標と内容の検討及び再構築

・STEAM 教育の視点を取り入れた教育活動の促進

研究の概要

本校において義務教育9か年で育てたい生徒像を「未来の社会に躍動する人材」とし、下記に示す具体的な生徒の姿を目指して、生徒の育成を行っている。

これまでの研究成果において、生徒の発達の段階を考慮した各教科のカリキュラムが各教科において育てたい資質・能力の育成に効果があることが明らかとなった。しかし、それが教科横断的に活かされているかどうかについては、義務教育9か年をかけて生徒を育てていく実践が必要であり、研究開発学校4年間では十分でなく、さらに実践と検討が必要である。

そこで、得られた研究成果と課題を踏まえ、総合的な学習の時間を資質・能力を活かす場として位置づけ、STEAM 教育の視点を取り入れた教育活動を進めていくこととした。特に、生活科・技術科・家庭科・理科・社会科を中心に新たな教育活動を進め、学年と教科の枠を超えた資質・能力ベースのカリキュラムの見直しを行う機会とする。その上で、本校研究の成果については、本校で育てたい生徒像にどれだけ迫ることができているのか、生徒たちが今日的な課題を自らの力で解決し乗り越えていく姿で判断したいと考える。

HPアドレス

京都教育大学附属京都小中学校 (※外部のウェブサイトへリンク)

研究の取組内容に関する資料