お茶の水女子大学附属中学校
都道府県名
東京都
研究開発課題
各教科・領域の学習言語を整理、共有し、それを意図的に指導することで、生徒の深い理解を促し、教科を超えた学習語彙の活用を支援する新教科「知の架け橋」(仮)を設置する。帰国生や一般生の多様な背景に配慮しながら、日常的に学習語彙に触れ、探究的な学びにおける言語活動の指導を通じて、各教科・領域の学びが互いに関連し合い、相乗効果を生み出す教育課程を開発する。
研究の概要
本研究は、日本語の学習言語指導を見直し、教科を超えて学習語彙を整理し、その実践的な活用を支援することを目的とする。本校は 40 年にわたる帰国生教育から、学習言語の指導が帰国生のみならず一般生の学力向上にも必要であると確認している。特に「学習語」は生徒にとって理解が難しく、学習のつまずきの一因となっている。そこで学習語彙を抽出・整理し、分野や文脈に応じて適切に活用できるよう支援するため、新教科「知の架け橋」を設置する。この教科では、日常的な言語活動や教科横断型プロジェクトを通じて学習語彙の理解と活用を深めることを目指す。これにより、生徒が多様な文脈で学習語彙を自在に使いこなし、実社会で応用できる力を育むことを目指す。また本研究は、学習言語に着目することで教科の本質や役割をより明確にし、現行学習指導要領の再検討に向けた示唆を提供することも目指していく。
HPアドレス
お茶の水女子大学附属中学校(※外部のウェブサイトへリンク)
研究の取組内容に関する資料
後日更新予定