大分市立西の台小学校

都道府県名

大分県

研究開発課題

これまでの一斉授業からICTを活用した個別最適な学びが推進され、一人一人の個性や特性、学習到達度等に応じた学びの実現が求められている。基礎的な学力の定着が求められる一方で、多様な子供の学習状況の中においては、全ての子供が共に自律して学ぶ環境整備は急務と言える。以上のことから、基礎的な学力定着の機会を保障しつつ、子供自身が「なりたい自分」をイメージし、自己の学習を創造・調整し、自己実現をかなえるための教育課程の編成が課題である。

研究の概要

将来が予測困難な時代において、持続可能な社会の創り手となる子供たちが、主体的に課題を解決し自己実現をかなえる学びの機会は必要不可欠である。近年の子供たちの学習や生活の状況は様々であり、学校現場は多様な教育的ニーズを求められ、一斉授業だけでは学習意欲の向上を図り、育成すべき資質・能力を育てていくことは難しい現状がある。

そこで、子供自身が「なりたい自分」を思い描き、その実現に向け、今現在の自分にとってどのような力が必要かを考えさせることにより、主体的な学びの実現に向かい、何をどのように学ぶのかを含め、柔軟に学習過程を選択することのできる教科及び教育課程の編成が望まれる。

新設教科「じぶん創る科」においては、一人一人の特性や学習進度、学習到達度等に応じ、指導方法、教材や学習時間等の柔軟な提供・設定を行うことなど「指導の個別化」を進めるとともに、個が設定した課題の解決に向け、自己調整学習理論(シャンク・ジマーマン、2009)に従った学習サイクルを活用し、ICTを活用しながら自らの学習が最適となるよう調整していく「学習の個性化」の実現を目指し、研究開発を行う。

HPアドレス

大分市立西の台小学校(※外部のウェブサイトへリンク)

研究の取組内容に関する資料

後日更新予定